アートメイクが濃いのは失敗?施術後の経過を詳しく解説

「アイブロウが苦手で左右対称にならない」「アートメイクに興味があるけど濃いのはいつまで続くのか不安」アートメイクに興味があるものの、濃い期間がいつまで続くかわからず不安に思っている人も多いのではないでしょうか。

 

メイクの出来栄えを左右するアイブロウ。アートメイクをすることで、毎日のメイクが時短でき、理想の眉毛に仕上がります。

 

この記事では、アートメイクの施術の流れから、アートメイクが濃い期間がいつまで続くのか詳しく解説しています。

アートメイクの施術の流れ

アートメイクは、カウンセリングを含め大体1時間半〜2時間程度かかります。

初めてアートメイクする場合、1回では色が定着しにくいため、少なくとも2回の施術が基本です。1回目で土台を作り、2回目でデザインの微調整をします。

 

1.カウンセリングを受ける

なりたい眉毛のイメージを伝え、カウンセリングを受けます。

既住歴や肌質によってはアートメイクを受けられない場合があるので、カウンセリングで施術を受けても良いか判断してもらいます。

眉毛のデザインには流行りがあります。流行りに合わせてデザインを決めるよりも流行りに左右されず、自分に似合うデザインにすることが賢明です。

先生に相談しながら理想の眉毛に仕上げましょう。

2.デザインをマーキングする

カウンセリングで決めたデザインに沿って眉を縁取りし、理想のイメージに近づけていきます。マーキングは、実際に施術をするときのガイドになります。

デザインだけでなく色選びも重要になります。ヘアカラーよりもワントーン明るくすることで、自然に馴染みます。ヘアカラーを定期的に変える人は、肌の色や普段のメイクに色を合わせましょう。

 

希望のイメージに加え、1人1人の顔立ちや骨格、表情の動きを見て更にデザインをすり合わせます。

3.アートメイクしてもらう

決められたデザインに沿って、専用の針を使い皮膚にインクを注入していきます。

細かい傷をつけて色をいれるため麻酔クリームを塗って施術することが多いです。

4.施術2回目

1回目の施術後1〜3ヶ月後に2回目の施術をしますが、1回目と同様の流れになります。

1回の施術では30%程度しか色が定着しません。2・3回の施術を繰り返すことで仕上がりを3年程度維持できます。

アートメイクの手彫りとマシン彫りの特徴

アートメイクには、手彫りとマシン彫りの2つの施術方法があります。施術方法によって仕上がりが変わるため、それぞれの特徴を踏まえた上で自分に合った選択をしましょう。

手彫りでナチュラルに

マシンを使わずに手で彫っていく方法です。

手彫りのメリットは、力加減を微調整しやすく、細部までこだわれる点です。一針一針丁寧に色素を入れていくため、毛並みが表現でき、ナチュラルな仕上がりになります。実際に眉毛が生えているように見えるため、すっぴんに近い印象を与えます。

 

デメリットは、施術時間がかかる点です。慎重に針を入れていくため時間が長くなることがあります。また、マシン彫りと比べると痛みを感じやすい点があります。麻酔を使用して施術しますが、痛みに弱い方はカウンセリングの際に相談してみるといいかもしれません。

 

マシン彫りでふんわりと

先端に針がついたペン型のマシンを使って色素を入れる方法です。

マシン彫りのメリットは、施術時間が短い点です。機械で均一に彫っていくため、手彫りと比べて短時間で施術ができます。

 

一定間隔で規則的に着色していくため、アイブロウパウダーでメイクをしたかのようなふんわりとした仕上がりになります。

 

デメリットは、のっぺりとした見た目になりやすく、塗りつぶしたような仕上がりになる点です。好みになりますが、メイクをしたような眉に見せたい人にはおすすめです。

 

アートメイク後の眉毛が濃く感じる理由

色素が落ちることを見越してインクを注入しているため、施術後は一時的に眉毛が濃く見えます。アートメイクを施術して、1週間経過するとかさぶたが剥がれるのと同時に色素が落ちていきます。

 

眉毛が濃くなると、失敗したかもしれないと不安になる人もいるのではないでしょうか。

一時的に濃く見えているだけなので心配することはありません。かさぶたは自然と剥がれるので、無理やり剥がすことは避けましょう。

 

アートメイクのダウンタイム

個人差はありますが、アートメイク後は約1週間のダウンタイムがあります。施術部位の傷が塞がれていない状態なので、痛みを感じる人もいます。

ダウンタイム期間は、多くの変化があるため、毎日の経過観察をしましょう。

 

当日〜2日目は赤みが出る

施術直後は、傷口が開いている状態なので赤みや腫れが出る人もいます。傷口が塞がるまでの期間には個人差がありますが、時間の経過と共に症状は治ります。

赤みや腫れを感じる場合は、保冷剤等で冷却し和らげましょう。

 

アートメイクが初めての人は、施術部位が気になって触れてしまいたくなるのではないでしょうか。インクが付いている箇所は傷口になっているため、触れると痛みが生じる場合があります。

 

2日目〜3日目は眉毛が濃くなる

最も色が濃くなる期間です。

2日目〜3日目になると、施術部位にかさぶたができます。かさぶたができることで色が濃く見える場合があります。痒みを感じることがありますが、かいてしまうと定着に影響が出るため、触れないように注意しましょう。

 

4日目〜1週間はかさぶたが剥がれ色が馴染む

かさぶたが自然に剥がれ、色が落ち着いてくる期間です。無理に剥がしてしまうと、傷跡が残る恐れがあります。自然と剥がれるまで待ちましょう。

6日目以降、徐々に痒みが引いていく方が多い傾向です。

 

アートメイク後のNG行為

色素が完璧に馴染んでいる状態ではないため、ダウンタイム中の過ごし方を間違えてしまうと定着に影響が出てしまう場合があります。

また、炎症を起こして肌トラブルの原因になってしまうこともあるため、アートメイク後の過ごし方に注意が必要です。

以下のNG行為を避けましょう。

施術後1週間のメイク

施術部位が傷口になっているので、1週間のメイクは避けることが賢明です。その理由として、以下の3つがあげられます。

  • 色素の定着不良
  • 感染予防のため
  • 肌トラブルを防ぐため

1週間というのはあくまで目安です。傷口が完治していない場合は1週間たってもメイクは避けたいところです。

 

基本的に、施術部位以外のメイクは可能となっています。メイクオフ時には、施術部位に洗顔料や水がかからないよう注意が必要です。

 

施術部位のクレンジング・洗顔

施術から1週間はクレンジング・洗顔を避けましょう。色が定着していない状態で洗顔をすると、色素が流れてしまうリスクがあります。

 

施術以外の箇所は洗顔可能ですが、施術部位を濡らすことで感染の危険性があります。施術部位については、化粧水などのスキンケアも避けましょう。

メイク落としは、拭き取りタイプのものを使用することがおすすめです。

代謝を高める入浴・運動・飲酒

発汗を伴う行為は、アートメイクの色素を流してしまうリスクがあるため、施術後1週間は避けましょう。

 

発汗を促進することで、肌のターンオーバーを早めるため、インクの排出も早くなってしまいます。また、代謝が上がってしまうことで、炎症が悪化する危険性もあります。

入浴はせず、シャワーで済ませるようにしましょう。

ターンオーバーを早める日焼け

紫外線に当たると、色素が変性してしまうリスクが考えられます。

施術前でも、過度な日焼けをしてしまうと肌のバリア機能が低下するため、赤みやひりつきの原因となります。施術前後2日は紫外線を避けましょう。

 

しかし、施術後は施術部位に日焼け止めを塗ることは望ましくありません。帽子や日傘での対策を徹底しましょう。

アートメイクに関するQ&A

アートメイクを施術するにあたって、疑問に思っていることを解決していきます。

アートメイクを長持ちさせるには?

ターンオーバーの周期を早めないことが大切です。

アートメイクはターンオーバーを繰り返すことで薄くなっていくため、ターンオーバーの周期が短い人ほど薄まりやすい傾向にあります。

 

インクの定着が阻害されやすいのがダウンタイム期間です。期間中のケアを念入りにすることで色が保ちやすくなります。

ダウンタイム期間は、ワセリンでの保湿を強化することでアートメイクを長持ちさせることに繋がります。

施術後のワセリンはいつまで塗る?

かさぶたが剥がれるまで、最低でも1週間は塗る必要があります。

ダウンタイムにワセリンを塗布することで、インクの排出を防ぎます。インクの排出を防ぐ以外にも、外部からの刺激を保護する役割があります。

施術後は傷がつき、肌が弱っている状態のため保護が必要です。ワセリンで皮膚の表面に膜を作ることで、水分や雑菌が入らないようにバリア機能を高め、肌トラブルを防ぎましょう。

自眉が濃い人も施術できる?

アートメイクは自眉が濃い人にもおすすめできる施術です。

アートメイクは色素を足して眉毛を作り出すため、自眉が薄い人が施術を行なうイメージがあると思いますが、自眉が濃い人にも施術のメリットがあります。

  • 左右対称の眉毛を作りだせる
  • お手入れがしやすくなる
  • メイクを時短できる
  • メイク直しがなくなる

自眉が薄い人に限らず、自眉は濃いが理想の眉毛に仕上げたい人、メイクを時短したいと思っている人にもおすすめできます。

施術の翌日から仕事に行ける?

施術翌日から仕事にいくことは可能です。

アイブロウ以外のメイクは、翌日から可能となっています。ですが、施術後2日目〜3日目はかさぶたができ始め、眉毛の色が濃く見える期間です。

 

色の濃さには個人差があり、施術部位以外をメイクすると色が馴染む人もいますが、気になるようでしたら2・3日は仕事を休むといいでしょう。

アートメイクで後悔しないためには施術後の過ごし方が大切

アートメイク直後は眉毛が濃く見えますが、1週間経つとかさぶたが剥がれるのと同時に色が馴染みます。「眉毛が濃いのは失敗ではないのか」と思っている人がいたら安心してください。

 

自分に似合う眉毛の形を維持したい人や、メイクオフした素顔に自信を持ちたい人はアートメイクがおすすめです。アートメイクを施術することでメイクの時短に繋がり、左右対称の眉毛を手に入れましょう。

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